コザ銀天大学

きのう、
コザサポーターズクラブに参加し、その帰り。

いつも、「かんばんや（こんばんは）」と挨拶する
看板屋スマイリーOさんに誘われて、

Ｏさんの「第二のふるさと」だという
もろみ１００軒通りへ。

道すがら、看板についてのうんちくを語るＯさん。

「ぼくは、看板を見れば、この店がいい店かどうかわかるんだよ。」

「えっ、ほんとうですか。旅先なんかで、たすかりますね。」

「古い看板の店に入ればいいんだよ。」

「・・・・・・・。」

案の定、入った店は、古い看板の店。
去年、還暦を迎えたＯさんを子どもの頃から知っているという
たぶん８０歳ぐらい（年齢を聞いたが教えてくれなかった）
のママさんの経営するカラオケスナック。

ぼくらが、ドアを開けると、すぐに

「いらっしゃい」と、ソファから立ち上がろうとするが
ヨロケテこけてしまった。

あわてて、ママさんを抱き起こすＯさん。

さいわい、ケガもなく、ママさんも笑っているので
ホッとして、ぼくらも大笑い。
席につき、
ドリフのコントじゃないんだからと、またまた、みんなで大笑い。

きちんとお化粧し、おしゃれにきめた
ママさんに清楚な気品がただよいます。

「たくさんのお客さんに支えられて
きょうまでやってこれた。とても幸せですよ。」

と、笑顔でおしゃべりする姿に
お店に出れる喜びが表れています。
ほんとうに、うれしそう。

人生の喜怒哀楽を、その小さな身体に秘めた
ママさんの大きなオーラのなかで、
ゆったりと落ち着いて飲むことができました。

何気ない会話であるはずなのに
長生きする意味と大切さが
しみじみと伝わってきます。
いい夜でした。

　　Ｏさん談

　　　長生きして、みんなが良かったと思えるように
　　　６０さい過ぎたら、飲み代半額健康保険証発行してくれないカネ～。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　お知らせ


『ゆらてぃく館』引きこもり特別企画
青年部長と楽しむ昭和名作映画の世界、
題して
『古い人間ですから・・・』
を開催します。

第２回テーマは、「老い」です。

５月３０日（月）午後６時ぐらいから。
ゆらてぃく館（ゆらてぃく広場近く）にて。
℡０９８－９３８－０３４４
入場無料。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　青年部長　仲田



また、だれも観なかったりして