2008年08月19日

夏の終わり

「今年の夏は、終わった。」

満塁ホームランを打たれた瞬間から
今日まで日増しにそう思う気持ちが強くなってきました。

エイサー大会を前にして、「なに、言ってる!」と怒られそうだが、
実際そう思うのだから許してほしい。

「なんか、チルダイしてしまう。」
今日この頃です。

ブログ更新もなまけてしまって、今日あたり、古堅さんにたぶんお尻をたたかれるはず。

ところで、なんで沖縄の人は、高校野球でそこまで盛り上がるのか。
自分の親戚とか出てるわけでもないのに。仕事まで休んで応援して。
よその県でもそうかというと、ちがうらしい。

若い人は、ふしぎなかんじがするはずだけど、
「大臣が先か、甲子園優勝が先か」って言われるぐらい、
むかしから、高校野球は、沖縄県民に身近なものでした。
今では、両方実現したので、あんまり聞かなくなったけど。

沖縄の高校野球のレベルがものすごく上がり、
いつ優勝してもおかしくないみたいになってきました。

しかし、

ふり返ってると、「沖縄甲子園物語」は、
「甲子園の土を持って帰れなかった」という
首里高校初出場のプロローグで始まり、

「ナイチャーに負けるな!」という本土に追いつこうとする
沖縄県民の気持ちを代弁しながら展開していくわけで、

「弱い沖縄」を必死に応援し続けた過去の結果として今があるわけです。

勝っていても9回にひっくり返された「さよなら負け」を何度、経験したことか。

あの時の記憶があり、今でも最後までひやひやどきどきしながら、
テレビ観戦している県民は僕だけではないだろう。

沖尚の全国制覇で象徴されるように、ほんとうに沖縄は強くなり、
高校球児たちは、「ウチナーンチュ」像を刷新しました。



強くなった沖縄にまだ慣れきれない自分。

リードしている時よりリードされている時が落ち着いて応援できるのは、旧人類の証拠って。


ところで、浦商ナインのみなさん、卒業したら銀天街で商売しない?

銀天街ドームで夢をもう一度!

                        青年部長  仲田


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Posted by コザ銀天大学 at 15:21│Comments(0)仲田レポート
 
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