コザ文学賞応募します

コザ銀天大学

2008年09月17日 13:39

はずかしながら、
僕もコザ文学賞に応募したいと思います。

写真を写せない僕が
フォトエッセイ部門に、挑戦です。

いろいろ言いたい方は
20日(土)銀天街まつりで。
 
              青年部長  仲田







コザ革命

コザは、
戦後、自然発生的にできた街である。
歴史の大きなうねりの中で、
ここで生きることを余儀なくされ
あるいは選択した人々が、創造した街。
街の原点。
そこには極限の状況であるがゆえに
生まれた人間の優しさがあり、
さらに
人間の本能をさらけ出し追求しようとする
魂の交流のスタートがあったのだ。
僕らは確かにそのエネルギーを肌で感じて育った。


息子よ。
そう、お前の言うとおりだ。
もう、聞き飽きただろう。
父の酔っ払ったときの口癖だ。
この街で暴動があったことも。
差別のことも。
あめとムチのことも。
くり返し、くり返しの連続で
それがあたりまえのように
すべてに慣らされてしまった。

僕らはコザにあぐらをかいていたんだ。
あんまり居心地がいいもんだから。
みんなが「コザはいいねえ」ってほめるから
コザは永遠だとかん違いしてしまったんだ。

あれから、みんな年老いて
いつの間にか
街から音楽が消え、人並みも消えた。
もうすでに
コザは過去のものになった。
青春を懐かしむ街。
心のふるさとの街。


息子よ。
父は、
これからもう一度
この街で暴動を起こそうと思っている。
このままでは、コザは死んでしまう。
戦後、命をかけて、街のために
たくましく、したたかに戦った人々のこと。
とてつもなく大きなエネルギーがあったこと。
すべてが、むだになってしまう。

コザ革命。

何を残し
何を新しくするか。

今、始めなければ、
父は、
コザの人でも沖縄の人でもなくなって
風が吹けば痛がるだけのただの豚になる。

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